アンカンファレンス Unconference


ScalaMatsuri の二日目(9月7日)では、国内初の Scala をテーマとした“アン”カンファレンスを開催します。

普段Scalaに関して課題や疑問をお持ちの方は、是非そのテーマをこの場で共有してください。 セッションは、参加者の皆様に主導していただきます。Scalaでの開発を行っている人、普段ブログを書いている人、勉強会で発表したことがある人は、発表資料をご準備いただけるとスムーズに進行できるかと思います。 なお、当日参加される方には、朝食および昼食をご用意いたします。

日時
2014年9月7日 10:00-17:00(開場 9:00)

アンカンファレンスって?

アンカンファレンス (unconference) は、従来のような講演形式とは違う「参加者が創っていく」カンファレンスです。

アンカンファレンスでは、講演者と内容をあらかじめ決めておく代わりに、当日に参加者からアイデアを募ってその場でテーマを決めます。その後、各自が興味のあるテーマごとに自由に分かれて、少人数の座談会形式でディスカッションを進めていきます。

例えば、こんなことをやるかもしれません:

  • Play Framework の入門ワークショップ
  • Scalaz の超マニアックなトーク!
  • 業務で Scala を使っていく上での課題を持ち寄る座談会

Scala に関するカンファレンスでは、今年 3 月にニューヨークで開催された NE Scala 2014 の二日目がアンカンファレンス形式を採用して好評を博したほか、国内でも様々な技術コミュニティで開催事例が増えています。

また、今回の ScalaMatsuri は「Scala の生みの親」Martin Odersky 教授を筆頭に、世界中の Scala 技術者が一堂に会する機会です。つまり、皆さんが日頃抱えている課題について、国内・国外の一流の技術者たちと直接に顔を合わせて議論するチャンス!

皆さんも、アンカンファレンスで "Enjoy.scala" しましょう!

当日の様子

アンカンファレンスは大変な盛況のうちに終了しました。会を盛り上げて下さった参加者の皆様に、心より御礼申し上げます。当日のタイムテーブルは以下の通りでした:

時間

Venue A
(Lecture)

Venue B
(Working)

Venue C
(Discussion)

Venue D
(Closed Topic)

Venue E
(Closed Topic)

10:00 - 11:00

朝会

11:00 - 11:50

DDD (Domain-Driven Design) 大演説会

加藤 潤一 (@j5ik2o)

はじめよう Skinny Framework(初心者向けハンズオン)

瀬良 和弘 (@seratch_ja)

Getting Started with Haskell for Scala Programmers

竹辺 靖昭 (@beketa)

Play ドキュメント翻訳作業部会

梅澤 雄一郎 (@garbagetown),
瀬良 和弘 (@seratch_ja)

水島さんが語る

水島 宏太 (@kmizu)

12:00 - 12:50

Actor の話

吉田 憲治 (@xuwei_k)

SBT 被害者の会

Eugene Yokota (@eed3si9n_ja)

Scala, Play の配備・運用についてのディスカッション

吉澤 毅 (@tsuyoshizawa)

Play ドキュメント翻訳作業部会

梅澤 雄一郎 (@garbagetown),
瀬良 和弘 (@seratch_ja)

続・DDD ディスカッション

加藤 潤一 (@j5ik2o)

13:00 - 14:00

アルコーダー(飲酒 AtCoder)

竹下 義晃 (@takezoux2)

昼食 兼 昼会
挙手アンケート大会

- -

14:00 - 14:50

Getting Started with Spark

Aaron Davidson

Scala.js introduction

吾郷 協 (@kyo_ago)

Code reviewing for scala beginners

篠崎 俊樹 (@gkojax)

-

DDD ディスカッション延長戦

加藤 潤一 (@j5ik2o)

15:00 - 15:50

Scala: the simple parts

Martin Odersky (@odersky)

- - - -

16:20 - 17:00

Scala/Play 入門者向けセッション

中村 学 (@gakuzzzz)

The Code Clinic by Guest Speakers!

Martin Odersky (@odersky),
Yevgeniy Brikman (@brikis98),
Eugene Yokota (@eed3si9n_ja),
Aaron Davidson

社内に Scala エンジニアを増やす方法!

国平 清貴 (@Kuchitama)

GitBucket Kaigi 〜GitHub の H は大文字の H です〜

竹添 直樹 (@takezoen)

-

17:05 - 17:50

Scaling Scala(パネルディスカッション)

吉田 憲治 (@xuwei_k),
瀬良 和弘 (@seratch_ja),
加藤 潤一 (@j5ik2o),
丹羽 善将 (@niw),
福原 真

(@fukuo33)

Rapture Workshop

Jon Pretty (@propensive)

My first macro

Chris Birchall (@cbirchall)

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FAQ

Q. 目的は何ですか?

A. 参加者がカンファレンス参加をもっと楽しむことです。 カンファレンスは聴きに行くだけでも一応面白いですが、人と意見を交換したり知り合いっぽい人ができると 10倍楽しくなります。 だけども、いきなりスピーカーに応募するのは敷居が高い。 そんな問題を解決してくれるのがアンカンファレンスです。

Q. どう楽しめばいいのですか?

A. 発表したり他の参加者と意見交換して知り合いをつくりましょう。 あなたと同じところで困っている人や、同じ興味を持っている人がきっとみつかるはずです。

Q. 何をするのですか?

A. 発表、パネルディスカッション、座談会、ハンズオン、ハッカソンなどを想定しています。 当日、参加者の話したいことや聞きたいことを元にして具体的なテーマを決めていきます。

Q. 何時に来たらいいのですか?

A.アンカンファレンスでは、朝10時からスタートする「朝会」が非常に重要です。この朝会でテーマ集め、整理、セッションの時間割作成など全て行います。 皆さんに朝会からお越しいただくため、朝9時の開場より、朝食を全員分ご用意しております。朝ご飯は召し上がらず、お早めにいらっしゃってください。

Q. ゲストは誰が来ますか?

A. Martin Odersky教授をはじめとした1日目の豪華ゲストのほか、1日目では講演しない予定のOSSコミッタなどもいらっしゃいます。 アンカンファレンスは、そんなゲスト陣に聞きたい話を直接リクエストするチャンスでもあります。

Q. セッションのテーマはどう決めるのですか?

A. 話したいテーマ/聞きたいテーマを、以下の方法を使って集めて行きます。
  • 1日目からScalaMatsuri会場内に設置されているホワイトボードに書き込む
  • Twitterハッシュタグ #ScalaMatsuri2 をつけてつぶやく
  • 2日目の朝会で発言する

Q. 自分は何をすればいいのですか?

A.
  • 発表したいことがある方
    なんでも歓迎です。発表しましょう。事前に資料を作っておくとスムーズです。
  • 困ったことがある方
    解決策を知っている人がいるかもしれません。 「〜使っている人の情報交換」という座談会をしてみてはどうでしょうか。
  • その他の方
    聞きたいネタ、興味のあることをアピールしましょう。 だれかが発表してくれるかもしれませんし、同じ興味のある人と情報交換できるかもしれません。

Q. やっぱり他のセッションが気になるのですが?

A. セッションに参加してみて、あんまり習うことも無いし場に貢献できなさそうと思ったら、 途中で退場して気軽に他の場所に移動してみましょう。 一方、飛び入り参加はいつでも歓迎です。

Q. ~が知りたいのですが

A. Twitter で受け付けております。こちらからどうぞ。

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