ScalaMatsuri


「Enjoy.scala」をテーマに、日本最大級の Scala のカンファレンスが開催されます。

ScalaMatsuriは参加者、スポンサー、スタッフ等約450名を迎えて盛況のうちに終了しました。ご来場・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

参加登録 Registration

Scala Matsuri 2014

開催趣旨 Goals

Scala は 2003 年に Martin Odersky 教授(当時)らによって開発されたプログラミング言語です。Twitter や LinkedIn、Foursquare などの著名サービスが Scala を採用しており、海外での採用事例は着々と増えてきています。Scala コミュニティもそれに伴い成長し、世界中の開発者が Scala や周辺ツールの開発に貢献しています。

日本国内でも Twitter が Scala を採用したことをきっかけに注目を集めはじめ、国内の Scala 関連書籍は10冊以上出版されています。 昨年は、日本国内から Scala への貢献が少ないことや、Scala の実用事例が十分にまとまっていないことを考え、「海外コミュニティとの交流促進」「実用言語としての Scala」をテーマに、Scala Conference in Japan 2013 を開催しました。

幸いにして、200 名分のチケットが1週間も経たずに売り切れ、カンファレンスも大盛況の内に幕を閉じました。また、このカンファレンスのおかげかどうか、日本国内からの Scala への貢献もだいぶ増えているように思えます。

今年は、Scala を学び始めた原点に立ち返って「Enjoy.scala」をテーマにしたいと思います。名称も ScalaMatsuri に変更してイベントを開催します。実用にとどまらず、実験的な試みや、ただ楽しむだけのための発表も含めて様々な発表が行われることを願っています。


開催概要 Event Info

Scala に関する海外からのゲストスピーカーも招いた大規模な有料イベントです。 パラレルに 2 セッションで進行する予定です。一般募集のセッションや LT 大会も行う予定です。 懇親会についても行う予定ですが、現在調整中です。

日程 2014年9月6日,2014年9月7日
会場 株式会社サイバーエージェント(渋谷マークシティ ウェスト13F) ※変更されました
参加者数 300 名
参加者費(2日間共通チケット) 一般6000円 学生3000円


招待講演者 Invited Speakers

招待講演者(複数名)について、確定し次第追記していきます。お楽しみに!

Martin Odersky  (Scala 設計者, Typesafe 創業者)

Martin-Odersky

発表者プロフィール:
Odersky 先生は現在スイス連邦工科大学ローザンヌ校 (EPFL) の教授であり、Typesafe 社の co-founder と Scala の創造者でもあります。 関数型とオブジェクト指向プログラミングの統合を長年研究しており、その二つは表裏一体であると考えています。 Pizza、GJ や Scala のような言語を設計・開発し、javac と scalac の作者でもあります。 Scala に関する最も人気な書籍である「Programming in Scala」は彼の代表作です。 関数型プログラミングやリアクティブプログラミングを話題とした大規模なオンライン授業も実施しました。 以前は、IBM リサーチ、Yale 大学、Karlsruhe 大学や South Australia 大学でも研究していました。

Yevgeniy Brikman (former Play Tech Lead at LinkedIn)

Yevgeny-Brikman

Profile:
世界最大のプロフェッショナル・ネットワークであり、200 カ国に 3 億人のメンバーを持つ LinkedIn は、今や Play Framework をコア技術として採用しています。Yevgeniy (Jim) Brikman は LinkedIn での Play のプロジェクトを率い、中核となる基盤コードを書き、Play や関数型言語の Scala を使う開発者をトレーニングしました。彼は、その過程で学んだ生産性や信頼性、パフォーマンスについて数多くの知見を、ブログ投稿や講演を通じて共有したいと強く願っています。

Eugene Yokota (Senior Engineer at Typesafe)

Eugene Yokota

Profile:
Eugene Yokota (@eed3si9n_ja) は、趣味でも仕事でもソフトウェア開発をやっている。 Stevens Institute of Technology へ留学後、そのままニュージャージー州でエンタープライズ系金融アプリケーションを Delphi や C# で書くことでキャリアを始めたが、深夜や週末には sbt プラグイン、scalaxb、treehugger、「独習 Scalaz」といった様々な趣味プロジェクトをハックしていた。 ブログ記事や Scala Documentation ガイドなど数々の和訳も提供している。2014年に、sbt のコア開発者として Typesafe社に入社。

Aaron Davidson (Software Engineer at Databricks)

Aaron Davidson

Profile:
Aaron Davidson は Apache Spark のコミッタで、現在 Databricks社 に勤務。これまでに Spark のスタンドアロンクラスタの耐障害性、シャッフルファイルの合併を実装しており、また、外部ソートとドライバ耐障害性の設計、実装、テストにも関わっています。また、Tachyon インメモリ分散ファイルシステムのコントリビュータでもあり、UC Berkeley AMP Lab から高可用トランザクションに関する論文も共著で出しています。


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